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【安心できる?】ナイシトールの副作用を徹底検証

ナイシトール、副作用

ナイシトールは、蓄積して分解されにくくなったお腹の脂肪を分解してくれる、ドラッグストアで購入できるとても有難い漢方薬です。

テレビ広告などでも盛んに宣伝されているので、ダイエットに興味があったり肥満症に悩んでいる方であれば一度は興味を持ったことがあると思います。

効果があるならぜひ試してみたいはずですが、「脂肪を分解するだなんて、なんかヤバい副作用があるのでは!?」と気になる方がいるかもしれません。この記事ではナイシトールの副作用についてお伝えします。

要点まとめ
  • ナイシトールに副作用の可能性はある
  • 重症の症状は非常に稀
  • 概ね安心して服用することができる

ナイシトールに副作用はある?

結論からお伝えするとナイシトールで副作用が発生する可能性はあります。しかし、実際に報告されている重症の例は少なく、概ね安心して服用できるといえるでしょう。

リスクの小さい漢方薬とはいえ、やはり飲み方を間違えたり、体質に合わなかったりすると、副作用らしい症状が出る可能性は十分にあります。

ただし副作用の重さや発症までの期間は人それぞれなので、一概には言えませんが、実際にナイシトールを服用してみて、いつもは出ない症状が出たら服用をやめて、医師などに相談するのが良いと思います。

痩せるために他の病気になってしまったら元も子もないですからね。

ナイシトールの副作用:軽症

ナイシトールの服用を進めると、下記のような軽い副作用が発生する可能性があります。

  • 皮ふ:発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器:吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨張、激しい腹痛を伴う下痢、腹痛
  • 精神神経系:めまい
  • その他:発汗、動悸、むくみ、頭痛

例えば筆者の場合、日常から便秘がちなので、本当にきついときは大正製薬のコーラックを服用していました。服用から6時間ほどすると、割と激しい腹痛がやってきて、下痢に近い便で排出していました。

しかしナイシトールも同じく下剤の成分が入っていますが、筆者でもお腹を痛めることなく、非常に自然に近い形で排便できたと思います。このように薬の相性は必ずあります。

漢方薬に限らず、西洋医学に基づく医薬品や市販薬でも、体に合わない場合は上記の症状が出る可能性があります。大事なことは、実際に服用してみて、違和感を感じたらすぐに服用を中止して、医師などに相談するようにしましょう。

ナイシトールの副作用:重症

ナイシトールを服用すると、稀に重症の副作用が発生する場合もあります。

  •  間質性肺炎:息がしづらい呼吸不全、痰を伴わない空咳
  •  偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる
  •  肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄だん(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等
  •  腸間膜静脈硬化症:長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる

リスクとして、上記の副作用の症状が発生する可能性はゼロではないですが、副作用モニター情報によると、医療用「防風通聖散」が起因で発生した副作用は10件で、肝障害が5件、下痢が3件、発疹が1件、低カリウム血症が1件と非常に数が少ないと言えます。

リスクはゼロではありませんが、非常に稀の症状なので、安心して服用して問題ありません。

※全日本民医連 副作用モニター情報:https://www.min-iren.gr.jp/?p=14462

ナイシトール服用の注意点

ナイシトールの副作用についてここまでお伝えしてきました。何度もお伝えしている通り、市販の漢方薬とはいえ薬なので、副作用が発生する可能性はゼロではないです。

ただし、極端な例ですが抗がん剤や重病の治療薬などと比べればそのリスクは圧倒的に低いので、ほとんど安心して服用しても問題はありません。

これも何度もお伝えしていることですが、とはいえ必ずリスクは存在しているので、服用中に違和感を感じたら、迷わず服用を中止して、医師などに相談するようにしてください。