こんにゃくの力で痩せれる？ダイエット効果や種類なども紹介

家庭料理でもよく活躍するこんにゃく。いつも何気なく食べいるこんにゃくですが、ダイエット効果にはあるのでしょうか？

そこで今回は「こんにゃく」についてです。こんにゃくは何からできているのか、そしてこんにゃくの栄養など。どんな種類があるかもご紹介していくので、ぜひご覧ください。

こんにゃくって何でできてるの？
こんにゃくの歴史
こんにゃくの効果は？
こんにゃくの種類は？
まとめ
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こんにゃくって何でできてるの？

こんにゃくは「こんにゃく芋」という芋科の植物からできています。原産のインドシナ半島では「象の足」とも言われていて、ゴツゴツした見た目が特徴的です。東南アジアではこのこんにゃく芋の仲間がたくさんあって、種類は130種類以上だとも言われます。

しかしその中で、私たちの知っているプルっとしたこんにゃくになる種類は、それほど多くありません。食物繊維の保有量の違いで、加工しても固まらないこんにゃく芋が多くあるのです。

日本向けに食用として栽培されたこんにゃく芋は、球茎の部分を干して、粉にして作られていきます。粉になったものを、固めてできたのが「こんにゃく」です。さらにこんにゃく芋自体が完全に成長しきるまで、約３年はかかるので、とても手間の混んだ食品だという事がわかります。

こんにゃくの歴史

そんなこんにゃくの歴史は縄文時代から始まります。この頃に原料であるこんにゃく芋が、農耕文化とともにやってきたと言われています。食用としての記実が残っているのは、紀元前700年頃の中国で、煮て食べていたという記録があります。

流通が始まったばかりの頃は、貴族や僧侶の間で使われた貴重な食材だったようです。それが鎌倉時代以降、仏教の信仰とともに民衆にも親しまれるようになりました。しばらくすると、精進料理やおでんなどに使われはじめ、明治からは本格的な生産や製造が始まります。

その後粉状にしてから作る方法が用いられるようになり、現在の馴染みあるこんにゃくになったのです。長い時間と試行錯誤を重ねて完成したこんにゃく。今ではダイエットにも活活用されるようになっていますが、一体どんな効果があるのでしょうか？

こんにゃくの効果は？

①便秘の予防

こんにゃくには「不溶性食物繊維」が豊富で、便秘予防に繋がります。不溶性食物繊維は、水に溶けないまま水分を吸収していきます。これにより便のかさが増え、腸を刺激してくれて、便通がよくなります。さらに不溶性食物繊維は善玉菌の餌となるため、善玉菌の数が増えるように。善玉菌が増える事で、有害な物質を体外に排出しようと働きかけてれます。

②脂肪蓄積の予防

こんにゃくには「カルシウム」が豊富で、脂肪のつきにくい体になります。一方カルシウム不足だと、脂肪を溜め込みやすくするので、太りやすい体になってしまいます。細胞の免疫力も低下してしまうため、食事からの摂取が欠かせません。こんにゃくのカルシウムは消化されやすく、体内に吸収されやすいので、足りない栄養をしっかり補ってくれます。

③食べ過ぎ防止

こんにゃくは弾力があるので、しっかりよく噛んで食べる事で食べ過ぎ予防になります。噛む回数が増えると、脳の視床下部にある「満腹中枢」が刺激され、満足感を感じやすくなります。噛む回数が少ないと唾液の分泌量が自然と減るため、虫歯になりやすかったり、口臭が気になることもあります。よく噛むことは、口周りの筋力も鍛えられ、食べ過ぎ防止などのダイエットに繋がります。

④血糖値の上昇を抑える

こんにゃくには血糖値をあげる「ブドウ糖」が含まれないので、ダイエットに最適です。急に血糖値が上昇する事がないので、肥満の予防にもなります。一方血糖値が急に上がると、インスリンの分泌が増え、脂肪を蓄積しやすくなります。こんにゃくは低カロリーで血糖値が上がる心配がない、ダイエット中にでも安心して食べられる食材です。