どうも、ダイエットを始めてから登山にハマったJohnWUです。
ダイエットをするためには生活習慣の改善が必須ですが、登山はそういう観点ではまさにうってつけの手段だと思います。強度は決して低い運動ではありませんが、ダイエットに効果的な有酸素運動を長時間することになるので、脂肪燃焼効果をとても高められます。
この記事では、BMI25オーバーの私が実際に経験したことをもとに登山のダイエット効果についてご紹介します。
登山のダイエット効果
もちろん登る山によって違いは出ますが、基本的に登山はダイエットにとても向いていると考えます。ここではその理由をご紹介します。
カロリー消費が多い
- 山に辿り着くために歩く
- 頂上を目指して歩く
- 山のを下るために歩く
- 帰るために歩く
登山ではとにかく歩きまくるので、単純に長時間でこれだけ歩いていれば結構な量の消費カロリーがあります。
この画像は実際に私が300メールくらいの低い山に登山した時の記録です。見ていただくとわかる通り、【アクティビティエネルギー】が1400kcalを超えていますがこれのうち登山で消費したのは900kcalくらいです。
登り始めてから帰りの駅に到着するまでの距離が13km、所要時間はトータルで2時間ほどでしたので、普通のウォーキングよりかは消費カロリーが多いですね。(2時間ウォーキングすると670kcal)
筋力増強になる
先ほどの画像の一番下に「登った回数91階」と書いてあったのに気付きましたか?90階分の階段を登ると、めちゃくちゃ足がキツイです。
しかし長時間かけて登るので、階段ダッシュやスクワットとは違ったキツさです。それでも乳酸がたまる感じがするので、有酸素運動と一緒に筋肉もつきますね。
特に人間の筋肉は下半身に集中しているので、その下半身の筋肉を鍛えれば基礎代謝が上がりさらに痩せやすい体に変化していきます。
リフレッシュになる
ダイエットにおいて、ストレスはかなり厄介な存在です。どうしても多少の我慢することや頑張ることが必要になるので、ストレスは溜まってしまいます。
この写真は千葉の鋸山という300メートルくらいの山から撮りました。普段街中で生活していると自然と溜まるストレスも、山の景色と空気によって一発で解消されます。
涼しい空気、鳥のさえずり、時々見える絶景…どれもが素晴らしいリフレッシュ効果をもたらしてくれます。有酸素運動や筋肉増強と合わせてリフレッシュもできる、登山はまさにダイエットにとっては完璧な存在ですね。
登山が普通のダイエットと違うところ
長時間の有酸素運動、筋肉増強、気分リフレッシュ。一見するとダイエットにはパーフェクトな登山ですが、実はいくつか普通のダイエットとは違う点があります。
1ヶ月に2〜3回しかできない
まず1つ目は頻度の問題です。ランニングやウォーキングであれば2日に1回、もしくは毎日でもできますが、山に住んでいなければさすがにそのペースで登山はできません。
私の場合で月に1〜2回程度だったので、いくら1回の登山で900kcalを消費できるからといっても、そんなに頻度高くできないのが現実的なところでしょう。
本当に山が好きになれば毎週のように登山に出かけると思いますが、ダイエットの一環として取り組むのであればなかなかその頻度は難しいでしょう。
登山の前後はよく食べる
登山では、エネルギーがなくなって動けなくなるのを防ぐために、割とちゃんとカロリーを補給しながら歩き進めます。
普段は食べない朝ごはんも登山の日は多少食べて、山頂でもお昼としてパンやサンドイッチ、夜は物理的にお腹が空くけど我慢しないといけない…と私の場合は何もない日に比べるとしっかり目に食べるようにしました。
低い山とはいえ、運動不足の私たちにはとても危険です。エネルギーを使い果たして動けなくなってしまったら大変なので、ある程度のカロリーは摂取しましょう。
登山ダイエットの注意点
ここまでご紹介したように、登山ダイエットはメリットがたくさんあり本当におすすめのダイエット方法です。頻度が低いのは仕方ないと思うので、運動しながら日々のストレスを吹き飛ばす!くらいのつもりで取り組みましょう。
さて、最後に登山ダイエットで注意してほしいことをご紹介します。
本物の山にはいかない!
あくまでもダイエットのためだけだったら、「本物」の山には絶対に行かないほうがいいと思います。
本物の山とは数日かけて登るようなところで、山小屋に泊まり込んだりする必要がある山のことです。そういうところは登山経験者でもなかなか大変なので、普段は運動不足の私たちが行ったところで全く歯が立ちません。
それどころか怪我したり遭難したりする可能性も大いにあり得るので、決して無謀なチャレンジだけはしないようにしてください!
おすすめできる山のレベル
- 日帰りで行ける山
- ハイキングコースがある山
- ケーブルカーがある山
「登山 初心者」で検索すればたくさん候補が出てくると思いますが、上記3つの条件を満たしている山がダイエットには向いていると考えます。
日帰りでいけない山は登るのが非常に大変なので、ダイエットには向いていません。万が一の事故や遭難もありえるので、あくまでも日帰りで登って帰ってこれる山にしましょう。
そこにハイキングコースがあれば、少し所要時間が長くなっても良いので、あまり厳しいコースは行かずゆるやかな傾斜で長く歩けるコースにしましょう。
最後に、もし怪我したり具合が悪くなってもちゃんと下山ができるように、登山を始めた頃はケーブルカーがある山にしましょう。そうすれば万が一があってもケーブルカーに乗って下山することができます。
ペースは超ゆっくりでOK
初めて登山した時に私は大失敗してしまったのですが、ペースはスーパースローでいきましょう。目安としては「周りの風景や会話を楽しめる」くらいのスピードです。
私は初めての時、ついつい普段のウォーキングと同じくらいのスピードで登り始めてしまい、ものの10分で息はあがるわ足は痛めるわで、疲れ果ててしまった経験があります。くれぐれも速くならないように、びっくりするくらいにゆっくりいきましょう。
靴はちゃんとしたものを買うべき
- 登山はとにかく歩く時間が長い
- 登山の道は平坦ではない
- 登山は下りが長い
登山とウォーキングはまるっきり違うので、靴はしっかり選ばないと大変なことになります。これまた私の失敗ですが、初めての登山はいつものスニーカーで出かけました。結果的に山道で足にものすごく負担がかかってしまい、とても疲れました。
いつものウォーキングとは違い、凸凹の道を長時間歩くのでそこが柔らかいスニーカーやランニングシューズだと足にとても負担がかかります。またそういった靴は防水でもないので、雨が降った時は最悪でした。
そしてさらに特徴的なのが「下り」です。登るときよりも下山するときのほうが足により負担がかかるので、ちゃんとしたトレッキングシューズを選びたいところです。
まとめ:登山ダイエットは最高
いかがでしたでしょうか?低い山に登るのであれば、BMIが25オーバーの私でも楽しいんでできました!ぜひ近くの山に登って、身も心もすっきりしましょう!
山頂から叫んでみてもいいでしょう。well-done!!!