朝食で痩せる？ダイエット中に朝ごはんが必要な理由

「今日も食べれなかったなぁ…」忙しい日が続くとつい疎かにしがちなのが朝ごはん。

この朝ごはんをキチンと食べると、痩せやすくなるとよく耳にしますが、それは本当なのでしょうか？なぜダイエット中こそ、朝ごはんが大事と言われるのでしょうか？

今回は朝ごはんがダイエットに必要な理由をお伝えしていきます。

基礎代謝が上がるから
血糖値が緩やかに上昇するから
臓器たちが活発になるから
腸内環境が整うから
まとめ
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基礎代謝が上がるから

まず朝ごはんを食べると、痩せやすいと言われる理由の一つ目が「基礎代謝が上がるから」です。

本来であれば寝ているときに下がった体温は、朝ごはんをきっかけにに活発になり、体温が上がるようになっています。体温が一度上がると基礎代謝が13%アップするとも言われており、体温が上がることという事は、脂肪を燃焼しやすくするという事なのです。この仕組みから、朝ごはんを食べると、痩せやすくなると言われているんですね。

なのでダイエット中に朝ごはんを抜く人は、食べてる人よりも基礎代謝が落ちやすく、同じ運動量でも「脂肪を燃焼しにくくなる」ということがわかります。

あまり意識していない基礎代謝や体の体温ですが、ダイエットをする時にはとても重要な機能となるようですが、加えてもう一つ「血糖値」も痩せるために大切な要素でもあります。

血糖値が緩やかに上昇するから

朝食を食べると痩せやすい理由の二つ目は「血糖値が緩やかに上昇するから」です。

血糖値というのは急に上がると、ブドウ糖が一気に生成され筋肉を動かすためのエネルギーが沢山生成されます。この働きを上手に使い、スポーツ選手などが筋トレ前にあえて「血糖値が上がるものを食べる」のは、すぐにエネルギーになりやすいからです。

しかし運動する予定がなかったり、カロリーを消費する予定がないのに、血糖値が急に上がるような食事をする事によって、必要ないブドウ糖が多く残ってしまいます。この使われなかった「ブドウ糖」は肝臓や筋肉だけでなく脂肪細胞にも蓄えられてしまいます。

さらに朝ごはんを抜くと、お昼にはお腹が空いて食べ過ぎてしまうのはよくある事ですよね。体もこの時に、できるだけたくさん栄養を取ろうとして、一気に血糖値が上がってしまいます。同じく脂肪を作りやすい体にしてしまうのです。

これらのことから「食事は野菜から」と言われる理由も、血糖値の急上昇を防ぐことが目的だとわかりますね。意図的に血糖値を一気にあげない食事を意識することが、痩せやすい体作りになるのでしょう。

そして次の朝ごはんが大切な理由は、「臓器を活発にさせる」というものです。

臓器たちが活発になるから

朝ごはんで痩せやすくなると言われる三つ目の理由は「臓器たちが活発になるから」です。

朝ごはんによって体の臓器たちも活発になると、体内時計がリセットされます。この体内時計は脳にあると思われがちですが、胃や臓器にも存在していて、食材が体に入ることによって活動し始めるようになっています。

胃や臓器たちは、自律神経にも影響されると言われるほどで、疲労や寝不足の時は活発化されません。なので寝不足の日に、朝ごはんを食べたくならないのも、自律神経と臓器の働きが関係していることがわかります。

逆にしっかり睡眠をとり、体調が万全の状態で朝ごはんを食べていると、だんだん目が冷め自律神経が正常に動くようになっています。もちろん臓器がしっかり動くため、お通じもよくなり、痩せやすくなるのです。

では次に朝ごはんにより「腸内環境が整う」という事についてです。

腸内環境が整うから

朝ごはんが痩せると言われる、四つ目の理由は「腸内環境が整うから」と言われています。

朝ごはんを食べると、胃や腸が活発に働き、腸内環境が整いやすくなります。これによりお通じがよくなるだけでなく、悪玉菌が減ることで痩せやすい体になるのです。

さらに腸内環境が整ってる人は、「短鎖脂肪酸」という物質が腸内に多く存在することが分かっています。これはよく耳にする「善玉菌」から発生する物質で、脂肪を体に吸収しづらくする作用があると言われています。

それだけでなく「善玉菌」は、むしろ脂肪を優先的に消費する働きももつ為、ダイエットに欠かせないものだということが分かります。これらはバナナやヨーグルトによく含まれている為、朝ごはんにヨーグルトをよく食べる方が多かったり、「バナナダイエット」といったダイエットが流行る理由も腸内環境をよくすることが目的です。

このように朝ごはんを食べることは、腸内環境を整え、より痩せやすい体への第一歩になるのです。